キッザニアの悟り
恵方巻は食べるけど、方角とかしゃべっちゃいけないとかあんまり気にしないタイプ。
今年もテレビのプーチン大統領のニュースを聞きながら「卵もう一本ほしい」「まだ海老が回答しきれてなくてシャリってしてる!」とかああだこうだ言いながら食べた。
食べ物はやっぱりしゃべりながら食べないとおいしくないよね。
去年の夏休みはむやみに外に出れないし、そもそも遊びに行く友達も対しているわけじゃないから自分と向き合う時間が多かった気がする。
まずインターンという意識の高いものに手を出してみたいと思ってまず就活アプリに登録した。
自分の情報を入力するのにどれくらい時間がかかっただろう。
やっと入力が97%になったのはつい最近。
それくらい入力情報が多いし、20年も生きてるとこんだけ自分固有の情報っていうのがあるんだなと実感。
このアプリでは登録者の情報を読んだ企業からのスカウトを受け取ることで特別な座談会とか採用面接に進むことができる仕組み。
これまで私は5つほどのスカウトを受けて、そのうち1社の説明会に参加した。
そこでは理系だけど経産省に入省した人の話を聞いて、自分の志望業種を勝手に絞らないことの大切さというのを学んだ。
こういう説明会って今までは多分実際に会社に足を運んで聞きにいかなきゃいけなかったはず。だけどこの状況だから全てオンラインで開催される。
着替えるのも面倒、都心に行くのに時間がかかる私にとってはこういった説明会への参加の敷居が一気に下がった。
コロナ禍も悪いもんだけじゃないんだなあ。
来週も1社説明会・座談会に参加する。これは女性の働き方について話してくれるらしい。
スカウトメールでは「実際にあなたの情報を見ましたよ」アピールをするための文章が必ず含まれている。例えば「〇〇さんの幅広い分野の知識を得ることを重要視している点に魅力を感じてスカウトしました」とかね。
単純な私はこれだけでうれしい。
あったことのない人に文章だけ読まれて魅力を見つけてくれた!
舞い上がるわけだ。
そして単純な私はついに自分からインターンに申し込んだ。
デザインやマーケティングを行う会社の1dayインターン。運が良ければ次の月にお給料ももらえるインターンへの採用もしてくれる。
インターンと聞くと何か月も働いていっぱい上司にたたかれてしんどいのではないだろうか、って勝手なイメージを持ってたけど1dayっていうのもあるんだね。
インターンの内容を読んでみると、キッザニアみたい。お仕事体験。
そう悟ってからはなんだかインターン参加の敷居までも下がってきて他にもないかなーと探すようにもなった。
こうやってコツコツ地味~に就活を始めるっていうのもいいのかも。
後輩は大1の時から長期インターンをやってインタビュー受けて記事にもされたスーパーマンがいるけど、私はそこまで活動的ではない。だからと言って不真面目なわけではない。
こういう感じで適度にだらけながらもやることはちゃんとやっていくスタイル、ぜひ貫き通したいね。
今日も今日とて2022卒の学生に向けて大学が主催する企業説明会をzoomでちょこっと聞いている。実際に聞きたいのは企業の情報じゃなくて質問コーナー。院進学した方がいいのかとかそういう内容は実に興味深い。
結論としてはいろんなキッザニアに行こうかなって思ったよって話。
気持ちをここまで持っていくのに半年以上もかかったけど、地味にコツコツ進めていきましょう。