フランス留学のはなしpart3
久しぶりのこのシリーズ
帰国してから早2週間という時間がたちまして、今通っている日本の大学に提出する留学についてのレポートも2本書き終えてやっと落ち着いてきたところ
1か月はやはり長かった
日本人がたくさんいたから(語学留学生100人中30人くらい)全くホームシックにもならず、さらに日本人留学生の中では私が一番学年が下だったのでたくさんかわいがってもらって幸せな時間でした
今回の投稿では語学留学したことで「語学能力はどれくらい上がったのか」「語学のほかに学んだことはあるか」について書いていこうと思う
レッツゴー!
語学能力はどの程度上がったのか
私がこの留学をすることを友人にいったら「私は語学留学ってあんまり語学を伸ばすの点においては効果がないと思う」といわれた
その時はなぜだかよくわからなかったし、今でもはっきりとその理由は分からない
私の場合、かなり語学能力は上がったと感じている
というのも、私がフランス語を勉強し始めたのは半年前で基礎すらできていなかった
フランスについてからも、同じ大学のフランス語をかなり話せる先輩たちにくっついて事務連絡などの重要なことは毎回訳してもらっていた
今では簡単な会話なら聞き取れる程度までには成長したし、何よりも「フランス語をもっと勉強したい」という気持ちが大きくなった
行きでは全く聞き取れなかった空港のアナウンスも帰りにはきちんと聞き取れるようになっていたし、授業中の先生の指示も(先生がゆっくり話してくれるからではあるが)ほぼ理解できるようになった
人によって上達の度合いはピンキリ
そうなんです
私は全くフランス語ができない状態だったから伸びしろがたくさんあった
だけど、他の先輩たちを見たり、実際に聞いてみると、「上達はしてないけど、フランス語をさらに好きになったね」という回答が多かった
先輩たちが受けていた授業というのはほとんどがディベートのようなもの
ジェンダー、国際問題、差別について自分の意見を言うという授業がほとんどだったらしい
スピーキング能力が上がるのでは?と思ったが、彼ら自身はそんなに上達を感じていないご様子
あとは全く努力しようとしない人ね
授業でもあまり発言しないし、宿題も忘れるような人はスタートは私と同じレベルだったのにそこからグレードがあがらないという人もいた
つまり人それぞれなのね
とりあえず私はフランス語にもっと興味がわいたし、もっと話せるようになりたい、もっと文化や歴史を知りたいと思うようになったね
語学のほかに学んだこと
一番大きいのは文化の違いかな
フランス人は働くことよりも自分や自分の家族との時間を大事にするようだね
家族との時間というのは少々言い方がきれいすぎたかもしれない
日曜日はコンビニ的存在の店以外は休み
月曜は多くの店が昼の12時から開店
店頭に書いてある閉店時間は従業員が店にカギを閉める時間
朝からカフェにはワインン片手に新聞を読むおじさんがいる
仕事に支配されてない人生を歩んでるなーって思った
日本は「お客様のために」「クレームをうけたくないから」って意識がありすぎるんじゃないかな
親バカみたいな感じ(?)
でもそれだからみんなは休日も不自由なく買い物できるんだよね
日本の働き方とフランスの働き方1つを選べと言われたら私はフランスを選ぶかな
だって日曜に店が開いてなくても一応過ごせたから
「楽に働きたい」というのではなくて、働く人も消費者もゆっくりとした時間が過ごせてより人間らしい生活ができるんじゃないのかなって思ったの
働き方について考えさせられたかな
パートナーについても知ることができたよ
「フランスは恋愛大国である」って私が日本の大学でとっていた講義で読んだ本には書いてあった
これは前の投稿にも書いた気がするね
私のフランスでのクラスの先生は一回結婚して子供ができたけど離婚し、新たに同じく子供連れの人と同棲しているっていう状態だった
それを何一つ恥ずかしがらずにいうのね
これは恋愛とか結婚に対する日本とフランスの価値観の違いかなって思います
総じて語学留学してみてどうだった?
とてもいい経験になりました!
語学力もあがる、文化について知ることができる、価値観を知ることができる...
盛りだくさんの1か月
次の投稿では私がフランスでどんな生活をしていたのか紹介してみようかな