かぴばらのつぶやき

カピバラが大好きなフランス語を学ぶ理工学部生。日々生活する中で思ったこと、感じたこと、考えたことをつらつらと書いていきます。

大学のはなし

友達の登校頻度が落ちた

私は大学付属高出身で、高校の同級生や先輩は100%同じ大学に行きます(医学部がないので医学部に行きたい人だけ外部に行っちゃうけど)

高校の同級生は350人ほど。そのうち理工の学部に行ったのは80人程度(すくな!)

その中でも高校で同じクラスになったことのある、大学でも同じ学部に行った友達が最近大学に来る頻度が落ちた

週1である実験にも休み始めて聞けばほかの授業も休みがちらしい

大学生になったら別に出席日数とかで成績がガクッと落ちるわけでもないし、自己責任だからいいじゃんてなるよね普通は

でも実験って3回休んじゃうと留年確定なのね

もう2回休んじゃってるからあと一回でアウトなわけ

友達は高校の頃は成績が特別いいわけじゃないけど一緒にがんばってたの

だからその時の様子からは全く違う今の彼を見てすごく心配だし、何かあったんじゃないかなって思うくらい

だからこの機会に大学に行く意味っていうのをもう一度改めて考えてみたいと思った

これは彼が6月あたりに「最近大学に行く意味が分からなくなってきちゃったんだよね」ってぼそっと言っていたからなの

私の悩みをここに書いてもしょうがないからさっそく本題に行きましょう!

 

大学生と高校生の違い

大学と高校ってやっぱり全然違うよね

でも私の高校は「校則がない」ってことで有名な学校で、髪染めてもいいし、制服ないし、携帯持ってきていいし、上履き解かなくて土足で校舎はいるようなところだった

だから結構大学に近い高校だったと思う

だけど一番大きな違いってやっぱり主体的に動くか能動的に動くかだと思う

校則がないとはいえ、高校では必ず生徒総会には出席しなきゃいけなかったし、体育祭だってあったし、ゲストスピーカー招いての講習も参加必須だった

でも大学ってどうだろう

生徒総会なんてものはないね

体育祭も大学単位じゃやらないね

講習会はたくさん開かれてるけど必須じゃない

つまり自分で自分の行動を決めなきゃいけない

自分が興味ある講習会を自分で探して自分でそれを聞きに行くかを判断して自分で参加申し込みをして自分の足で行かなきゃいけない

高校生の時に比べたらとてもめんどくさく見えるね

でもそれが大学なんだと思う

 

大学に行く意味

大学に入学した当初は「やっとこれで理系科目だけ勉強していればいいんだ」「自分の好きな分野が勉強できるな」ってワクワクしてた

でも実際授業を受けてみて、まあ面白いものは面白いんだけど、例えば数学とかだと私はひたすら計算してたい派なのに授業は定理の証明を延々やらされたり、楽しみにしてたプログラミングも思ったより難しくかったり自分の想像していたものとは少しずれているのを感じたね

特に私の学部は1年の間学科配分がされなくてさらに専門的なことは2年生で学科に分かれてからやることになってる

だからつまらないと感じるのも無理ない

でも私は行きたい学科があるし、そこに行くためには今の地味な計算だったり証明だったりが必要だから今は辛抱だって思うようにしてる

すべては少し先の未来の自分のために今は頑張ってるって感じかな

もしかしたら行こうと思った学科に行けたとしても思ってたのと違うかもしれない

でもそしたらなんとかしてその分野の中で自分の興味あることを探し出す努力をしてみようと思う

もし興味あることが見つかってそれについて研究できたら、そこから将来仕事に就くときにそれがどう活かせるか考えながら研究を進めたいな

つまり大学に行くのって私にとっては常に少し先の未来の自分のためなのかなって思う

私の周りにはもうすでにこの企業に就職したいから今この分野の学問を勉強してるんだってはっきり言ってる子もいる

 

サークルに行くためだって立派な大学に行く理由だよね

友達に会うためだっていいと思う

大学に行く理由なんて人それぞれだよね

 

大学がつまらない

私は地味なことが好きだから将来何の役に立つかわからない計算をひたすらやるのだって別につまらないとは思わない

でもふつうは詰まんないなって思っちゃうよね

たぶん最近大学に来なくなっちゃった高校の時の友達もそう思っちゃってるんだと思う

大学がつまらないのはしょうがない

自分がどんなに努力したって今の数学を教えてる教授は来年度まで変わらないしいきなり心から信頼できる友達が現れるわけでもない

でもだからってあきらめちゃうのはどうなんだろう

あきらめて退学しちゃう?その先やりたいことは決まってるんだろうか

 

休学してた先輩の話

高校の2個上の先輩で同じ学部の人がいる

その人は大学1年の夏に大学生活に疑問を感じて休学届を出して2年間いろんな場所に行った

起業して信頼できる仲間を増やして2年越しに帰ってきた

帰ってきた彼は自分は転部すると言い始めた

理系の学部にはいったのに文系の学部に行くんだって

自分のやりたいことはその文系の学部で勉強できるって思ったらしい

こうやって大学生活に疑問を感じた人は立ち直るっていうか真剣に自分がやりたいことを追及して今度はやりたいことをやるために大学に行くことに決めたっていう超人もいるみたいね

私には休学する勇気はないけれどそうやって大学に通うことに疑問を持った自分を納得させるために行動した先輩はとてもかっこよく見えたよ

 

大学がつまらなかったらどうすればいい?

さすがに休学ってなるとかなり大規模になっちゃうよね

じゃあここで私が考える改善方法を書いてみた!

 

1.面白い授業をとる

自分が興味あるとかじゃなくて前その授業をとってた友達が面白いって言ってたとか講義の名前が面白そうとか単位が楽に取れそうとかそういう授業をとってみるのもいいかもしれない

理系ってやっぱり必修科目が多くて単位を落としたら留年しちゃうどうしよう...とか考えながら毎回授業受けてる人が多いんじゃないかな(少なくとも私はただでさえ付属校出身で大学に見合った学力がないと思ってるから毎授業恐怖笑)

でもこうやって気軽に受けられる授業が一つでもあったらいい息抜きになるかもしれないし、もしかしたらその内容にとっても興味をもってそれについてもっと知りたいと思うかもしれない

毎週のその授業を受けるために大学に行く、そういうのもありなんじゃないかな

 

2.バイトをする

バイトって結構面白い

バイト仲間が大学について語っているのを見ると自分も今の自分の大学生活に誇りを持てるようになりたいなって刺激を受けることがあるんだよね

もしかしたらバイト仲間との会話の中で自分が参考にできる大学に行く意味が見つかるかもしれない

 

3.資格を取ってみる

自分の専門分野に関係ない資格の勉強をするのも面白いかもしれない

例えば私は今色彩検定の勉強をしている

なんかユニークな資格が欲しいなって思っただけなんだけど、これが結構面白くってさ

色の見え方とか複数の色の関係とかそういうのって結構科学的に説明できることがあって勉強していて、今まで高校や大学で勉強してきたことがこんなところにつながってるんだって気づいたの

それに気づいたときはすごく感動したよ

ほかにどんなことにつながってるんだろうって好奇心を持つようになった

地味な授業でもそれが現実世界でどんなことに応用されているのか考えながら勉強するのもいいかもしれない

 

まだ大学1年生だからこれくらいしか思いつかないけど、やっぱり大学って自分の意志で行くところだと思う

だからこの大学では自分のやりたいことが絶対に100%できない!って思うんだったら休学するなり退学するなりはたまたほかの大学を受験しなおしてみてもいいと私は思ってる(すごく身勝手なこと言ってるけど)

だって通う意味を感じない大学に学費を払い続けるのはなんだか違うなって思うから

 

なんだか重い内容になっちゃったけど、今回は大学に行く意味とそれが感じられないときの対処方法について大学1年生の立場から考えてみました